石炭灰の発生量と生産工程フライアッシュの品質と性能フライアッシュの化学・物理的性質クリンカアッシュの化学・物理的性質フライアッシュコンクリートの特長フライアッシュ・クリンカアッシュの用途
フライアッシュの品質と性能

フライアッシュの種類別品質と性能

 フライアッシュは、その化学的・物理的性質を活かし、多くの分野で使用されています。
 コンクリートの混和材として用いるフライアッシュは、利用目的に応じ4種類の品質がJISに規定されています。
 また、現在の石炭火力発電所では、ほとんどが海外炭であり、多くの種類の石炭が使用されていますが、適正な燃焼技術と品質管理により良質なフライアッシュを生産しています。

(1)コンクリート用フライアッシュの品質規定(JIS A6201-2008)

コンクリート用フライアッシュの品質規定

(2)コンクリート用フライアッシュの性能・用途等

●フライアッシュT種

 混入することにより、特にコンクリートの高強度、流動性付与、アルカリシリカ反応抑制等に効果があるもの。また、初期強度発現性も無混入の場合と遜色ないもの。

●フライアッシュV種

 混入することにより、特にコンクリートの水和発熱抑制、アルカリシリカ反応抑制、長期強度の改善に、U種と同等の効果があるもの。ただし、練り混ぜ時に、コンクリートの流動性、空気連行性に関して配慮が必要である。

●フライアッシュU種

 標準的なフライアッシュで、混入することにより、特にコンクリートの水和発熱抑制、長期強度の改善効果があるもの。また、コンクリートへの流動性付与、アルカリシリカ反応抑制について、無混入の場合と比較して十分に効果が発揮されるもの。

●フライアッシュW種

 水和発熱抑制に対しU種と同等の効果があり、アルカリシリカ反応抑制も期待できるもの。強度発現の点で低強度コンクリート、工場製品等に使用可能のもので、鉄筋コンクリート用の普通コンクリートに適用する場合には、事前に強度発現を確認して使用するもの。

※フライアッシュの種類によっては生産できる地域が限られることがあります。





 トップへ