フライアッシュは微細粒子であり、これを電子顕微鏡で見ると球形をしています。
このため、フライアッシュを用いると、コンクリートやモルタルの施工時の流動性が増大するので、この性質を活用して土木・建築分野で利用されています。
日本フライアッシュ協会
フライアッシュ

フライアッシュ電子顕微鏡写真(1,500倍)
クリンカアッシュ

クリンカアッシュ電子顕微鏡写真(300倍)
クリンカアッシュの粒子は、ほとんど細礫と粗砂であり、砂に近い粒度分布になっています。
電子顕微鏡で見ると径0.2〜20 μm位の小さな孔隙が多数あいています。このため、排水性、通気性がよく、保水性に優れていることから、その特長を活かして幅広く利用されています。